岡垣町の小学校のすべてが自校式(学校敷地内に給食調理施設がある方式)の給食提供です。
近年、業者に委託する学校が増えてきた中、内浦小学校では、自治体の職員で公務員として働く「学校給食調理員」によって毎日の給食が手作りで行われています。
業者委託でない分、地域の方々から提供していただいた食材や学校の畑で育てた野菜等を給食に利用することができます。その分、内浦小学校の給食は毎日、とても充実しています。
特に汁物、鰹・昆布・いりこ等からじっくり時間をかけて出汁を取り、それをベースにしていろんなメニューとなります。
安心・安全・心のこもったスペシャルに美味しい給食を、内浦小学校の児童・職員は毎日いただいています。
給食調理員さんは、しばしばゲストティーチャーとして教室で授業をしてくれます。
この日は、2年生の教室でグリーンピースのさやむきです。はじめての経験の子がほとんどで、むき方を調理員さんに丁寧に教えてもらいました。さやから勢いよく飛び出したグリーンピースが机から落ちて歓声があがったり、むいたさやの新鮮な香りに驚いたりと、食材への興味がぐんと高まりました。
当然、このグリーンピースは、その日の給食のグリーピースとして、全校で美味しく食べられました。
1月24日(水)に給食感謝集会を行いました。地域の農家である俵口さん(第24代PTA会長)、2人の調理員さんを体育館にお招きして、日頃の感謝の気持ちを全校児童が伝えました。給食委員会の子どもたちが、上の写真にある大きな画用紙にアンケート結果をまとめ、それを使って発表しました。
好きな給食・好きな魚・出て欲しい給食・好きな郷土料理・嫌いな給食のランキングについて元気よく発表してくれました。好きな給食第1位は、やっぱり何と言っても「カレー」です。昔と変わりませんね。笑えるのは、嫌いな給食ランキング、第1位は「きらいなものはない。」うーん。これにはやられました。
1月23日~26日の間、全国給食週間にあわせ、岡垣町では学校給食の歴史や郷土 料理を学ぶ給食を子どもたちに提供しました。なかでも1月26日には新しい取組みとして 【岡垣の日】 を設け、岡垣町で収穫したお米や、野菜を多く取り入れた 「波津ご飯」、「水炊 き」、「岡垣サンサンサラダ」を子どもたちに提供しました。なお、「岡垣サンサンサラダ」 のネーミングは町内の小学校で公募しました。
名前の由来は、「岡垣町産の野菜の「サン」。太陽をたくさん浴びて育った野菜の「サン」。太陽の下で元気に遊んで欲しいという想いから』。
レモンが香るさわやかな味付けの、太陽の恵みを浴びた地場野菜たっぷりのサラダは、子どもたちに大好評でした。
1月23日(火)明治の日
明治22年に給食が始まりました。当時の給食にちなんだ献立ですが、現代に寄せた豪華な献立になっています。
1月24日(水)昭和の日
昭和17年頃の給食です。すいとんは小麦粉を練ってつくります。コロッケは油の温度に気を付けながら揚げました。
1月25日(木)平成の日
カレーは手作りのルゥを小麦粉から作ります。子どもたちの人気No.1のメニューです。チップスサラダも人気があります。
1月26日(金)岡垣の日
今年から始まった「岡垣の日」にちなんで岡垣近隣の地場産物を使った献立でした。岡垣産のレモンは、香りがとても良かったです。
むかしなつかしい「あげぱん」
内浦小学校では、コッペパンを油で揚げるところから始めます。カリッとあげたパンに砂糖ときなこをコーティング、最高に美味しいです。